サンドマンのエフェクト・ツール置き場

2019年11月ごろから意外といっぱい作れたので「どれがどんなエフェクトだったか忘れちゃった!」となってきましたので、まとめページを作ってみました。

ニコニコのコンテンツツリー親作品にご登録いただける場合は、各エフェクトの配布動画(静画)を登録するとよいとおもいます!

商用・非商用問わず自由にお使いください。使い方や利用範囲等については配布アーカイブ内のドキュメントをお読みください。

ニコニコ コンテンツツリー作成補助ツール URLs2Tree Version 1.02 配布静画はこちら

URLs2Tree
お役に立ちます

初公開:2021-0520

MMD作品を作る時に、クレジットに漏れが無いように配布動画・静画の配布元へのインターネットショートカットをコピペして一覧としていつも作っていたんですが、一覧を作ってあるのだから、それをもとにニコニコモンズのコンテンツツリーに親作品を登録できれば面倒が1つ減っていいのではないかと思って作りました。

物理ベースシェーダ sdPBR Version 4.20 配布動画はこちら

sdPBR
PBRの考えに則ってモデル・アクセサリを描きます

※以下、付属のポストエフェクトは基本的にsdPBRと併用せず単品でも使えます

sdPBRは1より大きい輝度値をまともに扱うHigh Dynamic Range(HDR)レンダリングを行い、その事を前提にしたHDR用ポストエフェクトを多数用意しています。sdToneMapperを通すと輝度1未満の範囲(Standard Dynamic Range : SDR)に画像がまとめられます

ポストエフェクトを掛ける順序は大雑把に言うとHDRエフェクト→sdToneMapper→SDRエフェクトになります。sdToneMapperの後にHDRエフェクトを置くと本来の効果が出ません。詳しくはマニュアルを参照してください

sdToneMapper
HDRでレンダリングした絵をSDRの範囲に納めます
絵が引き締まります
sdEyeAdaptation
画面の内容に合わせて全体的な輝度を補正します(HDR)
sdSSR
疑似的な映り込みの表現を行います(HDR)
sdUnsharpMask
画像の先鋭化を行います(SDR)
sdSSGI
光が間接的に拡がる表現を近似的に行います(HDR)
sdFXAA
アンチエイリアシングを施しジャギーを低減します(SDR)
sdChromaBlur
色ズレを含んだモーションブラー風の表現をします(SDR)
sdDiffusion
カメラのディフュージョンフィルタを模した光の拡散を表現します(HDR)
sdCrossFilter
カメラのクロスフィルタを模した光芒の表現をします(HDR)
sdHistogram
現在表示されている色の統計情報を表示します
sdColorGradingSDR
カラーグレーディング(全体的な色調の操作)を行います(SDR)
sdExpensiveLens
レンズの各種収差による影響を表現し、ビンテージ感のある画質にします(HDR)
sdTornado
竜巻を描画します(HDR)
sdVolumetricCloud
ボリューム感のある雲を表示します(HDR)
sdGroundGlass
すりガラス風の屈折表現を入れます(HDR)
sdTAA
時間的な画像の変化も手掛かりにする、動画向けアンチエイリアシングです(HDR)
sdShiirare
放射状ブラーを掛けて強いられている感じを出します(HDR)
sdHashiri
水平にブラーを掛けて疾走感を出します(HDR)
sdCCDSmear
CCDカメラのスミアーを模した表現を入れます(HDR)
sdHexDoF
カメラの被写界深度によるボケを表現します(HDR)
sdStreakAnamorphic
アナモルフィックレンズ風の横に長い光芒を入れます(HDR)
sdLensFlareAnamorphic
アナモルフィックレンズ風のレンズフレアを入れます(HDR)
MosaicFragment
静止画用のフィルタ集です。全6種(HDR)
sdSSSSS
表面下散乱による光輸送を追加してお肌感アップ(HDR)

初公開:2020-0725

MMDのオブジェクトを描くためのいわゆる「普通のシェーダ」です。暁編の副産物としてPBRの知識が手に入ったので簡単にシェーダを作ってみたのですが意外と雰囲気が良いので、ライトも増やしたい、シャドウマップも…と際限なくコードを増やしていった結果がこれだよ!

付属マテリアルの種類が多いので一覧を作ってみましたこちらです

お借りしたもの
3DModel天龍改二・龍田改二・大淀改・明石改(`・ω・)様
Pose指ポーズ96種v1.01のべ男様
ノリノリダンスPlover様
BGモブ超弩級戦艦1944(モブサス)セットTansoku102cm様

うごくMME -流星編- Version 1.10 配布動画はこちら

sdShootingStar
流星を描きます
sdComet
彗星を描きます

初公開:2021-0208

夜空に流星・彗星を浮かべます

そぼろ様作WorldSnowを改変して作られた、パーティクルベースのエフェクトです


うごくMME -休日編- Version 1.10 配布動画はこちら

sdFBMarimo
マリモを放って雲とかを描きます
sdFBMarimoFixed
カメラの位置によらず固定された範囲にマリモを放ちます
sdKoppeita
モデルの中心線・ボーンの位置を表示します
sdAngularKoppeita
モデルの関節の曲がり具合などについて表示します

初公開:2020-1227

ぼんやりした休日にピッタリな2本x2バリエーションのエフェクトのセットです

sdFBMarimoは、そぼろ様作WorldSnowを改変して、ハク様の動画にヒントを得て作られた、雲などを作るパーティクルエフェクトです

sdKoppeitaは、関節などの位置を表示するためのツール的なMMEです。モーショントレース等の際のお供にどうぞ


うごく背景MME -暁編- 配布動画はこちら

sdPathMenger
坑道のような夜景のような物を描きます
sdPathTorii
大量の鳥居を描きます
sdPathStella
大量の太陽系図を描きます
sdPathTrail
光の粒が漂う角柱を描きます
sdRadialLight
放射状に光と影を描き入れます

初公開:2020-0613

レイトレーシングでは飽き足らなくなってパストレーシングに手を出してしまいました。 今までのわりと適当なシェーディングとは異なる独特の質感になったと思います。 反射を追う事を利用して発光体の光を拡散させたりと表現力は格段に上がりましたが非常に重いです。 sdRadialLightはパストレーシングを採用していない、比較的実用的な速度で動くスクリーンスペースでのボリュームライト的なエフェクトです。


うごく背景MME -異次元編- 配布動画はこちら

sd4Polytope_5cell
5~30胞体を描きます
sd4Polytope_Tesseract
8~240胞体を描きます
sd4Polytope_120cell
120~2640胞体を描きます
sd4Polytope_5cell_face
5~30胞体を面付きで描きます
sd4Polytope_Tesseract_face
8~240胞体を面付きで描きます
sd4Polytope_120cell_face
120~2640胞体を面付きで描きます
sdJulia4D
4次元ジュリア集合を描きます
sdNegiStructure
謎の植物様構造物を描きます
sd5000ChouYen
大量の札束のような物を描きます

初公開:2020-0522

俺得モデルフェスティバル9盛況御祝という事で、その傍らで俺得エフェクトを作りました。 モデルではないのでフェスティバル参加作品ではもちろんないのですが。 異世界とか異次元の旅を謳う創作物は指輪物語などにルーツを持つ「見慣れた」異世界・異次元であることが往々にしてありますが、 こいつはガチの異次元です。4次元なので本当に次元が違うのです、なんてこったい!

お借りしたもの
3DModel天龍改二(`・ω・)様
Motion汎用ループモーションreno様

パーティーパロット風エフェクト Version 2.00 配布静画はこちら

sdTinTin
パーティパロット風にテンションを上げます

初公開:2020-0428

読みはエスディータンタンです。ふと思いついたので作りました。こういうのは鮮度とテンションが大事なのでと思い、思いついてからまとめて公開まで1時間ほどで大慌てでやりました。


ふちどりMME集 配布動画はこちら

sdFuchidori
ベタ塗によるふちどりをします
二重ふちどりもできます
sdFuchiWave
波状に変化するふちどりをします
sdFuchiMaro
二色グラデーションによるふちどりをします
sdFuchiTex
ふちの場所にテクスチャを貼ります
sdFuchiStealth
ふちの出る場所を歪ませます
sdFuchiFire
炎のようなふちを出します
sdFuchiKasi
ふちに歌詞を入れます

初公開:2020-0424

オブジェクトの周囲にふちどりをするだけの分かりやすいエフェクト集です。 こういうシンプルなエフェクトに多量にバリエーションを作るという芸の無い事はあまりしないのかもしれませんが、 僕の場合はある程度まとめて作ってから1本作例動画を作るという調子ですから新ネタがすぐに湧かないとこんな風に何本もバリエーションを作る羽目になります。

お借りしたもの
3DModel天龍改二
龍田改二
明石改
(`・ω・)様
マルチ手鏡アレン・ベルル様
BG苺のあまーいステージ一護牛乳様
ぱすてるステージまぁぼ様
リボンステージゆづき様
kotami stage72,73桜井こたみ様
MotionTda式初音ミク・オフポーズ集じにんたにん様
笑顔の練習paruparu様
ミュシャポーズ闇雨様
汎用ポーズ集sakusya様
FF14剣術士モーションジュウ様
移動モーション v1.3むつごろう様

うごくMME協力編 Version 1.10 配布動画はこちら

sdPRadi
放射状にパーティクルを撃ちます
sdPShot
放射状に弾幕を撃ちます
sdPSurface
曲面の上をパーティクルが走ります
sdPostFractureSmoke
IoriKomatsu氏配布の"scale.fx対応ray-mmd"専用
連続面毎に分解エフェクトに煙と光を入れます

初公開:2020-0405

sdPはそぼろ様作WorldSnowを元に作成した「のびるパーティクルを撃てるエンジン」です。それを元に3つのエフェクトを作りました。

また、IoriKotatsu様によるscale.fx対応ray-mmd(ray-mmdの原作者はRui様、scale.fxの原作者は針金P様)が対応している「連続面毎に分解エフェクト」(原作者はわたり様)に対して煙と光を付けるエフェクトも同時配布となりました。

sdPostFractureSmokeはモデルのセットアップやray-mmdのセットアップなど使い方が一見複雑に見えるのでこちらに詳しい使い方を書いておきました。 もしも、「興味はあるんだけど使い方がよくわからない」という方がいらっしゃいましたら御覧ください。


うごくMME追跡編 Version 1.01 配布動画はこちら

sdGroundFog
床面に潜れる雲を描きます
sdRayCube
立方体を山のように描きます
sdRayUmeboshi
梅干しなどを山のように描きます
sdMengerDonut
いっぱい穴の開いたドーナツを描きます

初公開:2020-0315

レイトレーシング・レイマーチングの技法を用いて実装されたMMEです。

読み込みに時間が掛かる・重い・ノイズが乗るなど欠点も多いですがポリゴンでは表現しきれないほど緻密な描写も出来まして、この作品はその例です。 sdMengerDonutは、この例ではなんのこっちゃという感じですが、拡大しても緻密な構造が描かれるため、100倍程度に拡大して内部を探検できます。

sdRayCube,sdMengerDonutは、そぼろ様作のいつもお世話になっているMikuMikuTelopと連携して表面に歌詞を入れることができます。


うごくMMEセルオートマトン編 Version 1.02 配布動画はこちら

sdLifeGame
背景にライフゲームを描きます
sdBlurWind
映像を上方向に向かってゆらぐようにぼかします
前景にはカブりません
sdMold
任意の色のピクセルをカビのように生やします
sdFluid2D
2D流体シミュレータです

初公開:2020-0220

sdMoldの画像にてお借りしたもの
3DModel天龍改二(`・ω・)様
BG清水風ムムム様

セルオートマトンで実装された2Dエフェクト集です。 セルオートマトンという事は前のフレームの情報が次のフレームの出力に必要であり、MMDから静止画で出力すると意図した結果が得られないという事です。 2Dという事はカメラを動かすと描画が破綻するという事です。

そんな欠点もありますがsdMold,sdFluid2Dなど独特の表現が可能です。公開時はご好評頂いてとても嬉しかったです。


遷移MME集 配布動画はこちら

sdTransition
クロスフェード風エフェクトです
25種類の効果が入っています
sdSimpleFade
指定した一色に向かってフェードイン・アウトします
sdShutter
シャッターのようにテクスチャを下ろします
シャッターの枚数・柄は変えられます
sdAddNoise
劣化・故障したブラウン風のゆがみ・ノイズを加えます
sdNTSC
解像度を縮退し、シャドウマスク風の滲みを加えます

初公開:2020-0206

使い勝手のいいMMEを作ろうと思い、動画編集ソフトを使わなくてもMMD上でカット割りの補助をするエフェクト集を作りました。思った通り、2020年4月時点では最も子作品が登録されるペースが早く、作った甲斐がありました。

自分ではsdSimpleFadeをよく使っています。とりあえずフェードアウト・インしたい時に黒や白1色に向けて画面を隠すことができます。


うごく背景MME -ホライゾン編- 配布動画はこちら

sdBGAurora
オーロラのような物を描きます
sdBGInfiniteMob
モブ絵を描いた書き割りを無数に生やします
sdBGVolKuraudo
水平面と平行に雲を描きます
sdBGGoddoKuraudo
雲付きゴッドレイを描きます

初公開:2020-0117

お借りしたもの
3DModel天龍改二(`・ω・)様
Accessory山田式猫グローブ山田淀子様  
BG千本鳥居風ステージtorisutsuki様  
MotionノリノリダンスPlover様

固定長レイマーチングを用いて水平面と水平または垂直に物体を描画する、うごく背景MMEです。

どれも見た目が濃いせいがあまり活用してもらえてません。sdGoddoKuraudoはせめてモデルによって遮蔽される効果でもあればもっとキャッチーなエフェクトに化けそうなんですが。


うごく背景MME -増殖編- 配布動画はこちら

sdBGManyTV
2Dで回転・拡大・縮小しつつタイリング表示をします
sdBGKaleido
簡易万華鏡シミュレータを使って元画像を増殖させます
sdBGRotoZoom
パース付きで回転・拡大・縮小をします
sdBGPizza
ピザ切り状に画面を分割します
sdBGJuliaOrbit
ジュリア集合を使って元画像を増殖・変形します
sdBGMaru
同心円上に小円をならべ、小円の中に元画像を貼り付けます
sdBGSSCopipe
スタンプツールのようにコピペを行って前景を増殖させます
sdBGJuliaOrbitBMP
BitmapOrbitTrapを用いて元画像を増殖させます

初公開:2020-0101

お借りしたもの
3DModel天龍改二(`・ω・)様
ポッキーkaz様  
Motionハイファイレイヴァーアガちん様  
ポッキーダンスまったり様、黒鬼様

お正月に合わせて書いた、うごく背景MME集です。子年という事で、増えまくるのは丁度いいんじゃないでしょうか?

前景(一定の距離より前に描かれている内容)を増殖させた内容を背景として貼り付けるという挙動をします。


うごく背景MME -極座標マップ編- 配布動画はこちら

sdBGKuraudo
背景に雲を描きます
sdBGRainbow
背景に虹を描きます
sdBGSpark
背景に光条を描きます
sdBGMecha
背景にメカっぽい洞窟のような物を描きます(語彙力)
sdBGGrid
背景に格子模様を描きます

初公開:2019-1218

お借りしたもの
3DModel天龍改二(`・ω・)様  
MotionGravityRainreno様

記念すべき、初の作例動画付きのMME集です。

MMDを触れるきっかけになったScutellariaモーションを作られたreno氏の作である、GravityRainダンスモーションをお借りして、これまたMMDを触れるきっかけである(`・ω・)氏の天龍ちゃんで作例動画を頑張って作りました。

ポストエフェクトで後から背景を描くというのは無茶すぎる挙動であり、あまり以前に例がないと思うのですが、 これは四次元殺法コンビが「良い子の諸君!」と宣言しはじめてもおかしくないレベルの王道を踏み外した安直なやり方だと自覚しております。

しかし、ray-mmdなどの統合型シェーダと「何か動くエフェクト」との安易な同居を目指すとなるとこれしか僕には思いつかなかったのでした。


箔をつけるポストプロセス 配布静画はこちら

sdHaku
あなたのMMDに箔を付けます

初公開:2019-1206

お借りしたもの
3DModel牛崎潤美(`・ω・)様  
MotionScutellariareno様

初めて公開したMMEです。

(`・ω・)氏の牛崎さんモデルをray-mmdで安易にレンダリングした画像をTwitterに上げてしまったのですが、どうにも満足がいかなかったので、 満足いく静止画を作りたいと思ってikeno氏のikWaterColorをお借りして仕上げてみたのですが、ポストプロセスの枠組みがMMDにはあるのだと理解したため、 自分でもポストプロセスを作ってみようという事で、静止画の仕上げ用途も兼ねて作成しました。

完成した静止画は、この作例ほど箔を押しまくってはいません(念のため)